普段何気なく使っているパソコンやスマートフォン。
一体どのようなしくみで動いているのでしょうか。
- コンピューターの5大要素について簡単に学びたい
- そういえばコンピューターの5つの機能って何だっけ?
- これからコンピューターを学習していくよ
という方に向けて、パソコン学習で大事な基礎を5つの機能に分けて説明します。
コンピューターの5大要素とは
コンピューターは5つの機能を持っています。
その機能をコンピューターの5大要素(装置)と呼びます。
そして要素ごとに対応した部品があるのです。
料理をするときに調理人、キッチン、冷蔵庫、具材や道具のいずれかが欠けるとできあがりませんよね。
コンピューターも同じで各部品が揃わないと上手く動きません。
では各部品の役割とはどのようなものなのか?
パソコン操作をイメージしながら5大要素をみていきましょう。
入力
データを取り入れること。
「キーボード」や「マウス」が入力の役割を担っています。
ここではキーボードで「12+3」と入力した場面を想像してみてください。
人間に例えると目、耳、鼻や皮膚に相当します。
これらの器官が外の情報や刺激(データ)を取り込んでいますよね。
人間は取り込んだ情報が脳に送られ一旦記憶します。ということで次は記憶にいきましょう。
入力について詳しくはこちらをご覧ください。
記憶
データを覚えておくこと。
「主記憶装置」「補助記憶装置」の二つにざっくりと分けられます。
主記憶装置はデータを一時的に保存しておく場所、補助記憶装置は長期的に保存しておく場所となります。
先ほどの「12+3」という命令が一旦記憶装置に保存されます。
人間ですと脳が記憶の役割を果たしていますね。そして記憶した情報をもとに思考や計算を行います。
次は演算です。
記憶装置について詳しくはこちらをご覧ください。
演算
データを計算すること。
演算?計算?似たような言葉がでてきましたね。
両者はざっくり同じ意味と捉えて大丈夫です。
「CPU」が演算を行っており、入力した「12+3」を計算します。
記憶と同様、人間だと脳にあたりますね。
そして最後に脳で思考や計算したことを、声に出して表現する。つまり出力です。
「CPU」って初めて聞くけどなに?
詳しくは別の機会に説明するね。
そうそう、パソコンにきらきらした正方形のシールが貼ってない?
これがCPUの種類を示すものだよ。
出力
データを表示すること。
「ディスプレイ」「スピーカー」「プリンター」などの役目です。
これらがコンピューターが計算したことを、人間が理解できるように表現してくれます。
そして今回入力(命令)した「12+3」の答え「15」がディスプレイに表示されるのです。
人間に例えると口ですね。
「12+3」という数式を目で見て、脳で計算し「15!」と声に出す流れと一緒です。
出力について詳しくはこちらをご覧ください。
制御
装置を制御すること。
ここまで出てきた4つの要素ですが、好き勝手に動かれては上手く機能しません。
そこで制御(コントロール)する司令塔が必要になるのです。
各要素に対して命令が遂行されるように指示出しをします。
出力装置に「15」と表示して、というように。
制御も「CPU」の担当です。
制御について詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
以上がコンピューターの5大要素となります。
ざっと流れはつかめたでしょうか。
最後に復習です。
- 入力 データを入れる
- 記憶 データを保存する
- 演算 データを計算する
- 出力 計算結果を表示する
- 制御 みんなの司令塔
それぞれの詳細についてもぜひ学習してみてくださいね。
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